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姫嶋歯科医院【奈良 県 奈良 市 菅野台の歯医者】入れ歯

ピッタリ入れ歯で痛みなし!

ピッタリ入れ歯とは!(良い入れ歯とは!)

口を開けても落ちてこない。噛んでも痛くない。これは入れ歯の最低条件です。

義歯安定剤を使わずピッタリとして口から落ちない入れ歯は気持ちの良いものです。また、噛んでも痛くなければ安心して美味しく食事ができます。

美味しく食べて健康に!

総入れ歯がピッタリして口から落ちないのは口腔粘膜と入れ歯の間で生じる唾液の表面張力によるものです。

水の付いたコースターがコップに付いて持ち上がるのと同じ原理です。

入れ歯が粘膜に ピッタリと吸着するためには入れ歯と歯肉粘膜の間に強力な唾液の表面張力が必要です。その為には入れ歯と粘膜の隙間を限りなく少なくすることです。

安定した入れ歯は1kg以上の物をぶら下げても落ちることはありません。

その為に歯肉粘膜の形を変形することなく正確に型取りすることが必要です。

また、噛んで痛くない入れ歯に必要な要素は咬合です。人には習慣的に噛む位置、習慣性咬合位と顎関節の顆頭安定位で咬合する中心咬合位とがあります。

すべての人工歯が均等に当たるように咬合することにより噛んだ時の痛みはなくなります。

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総入れ歯作製

診断のポイント

診断のポイントは、骨の量と粘膜の状態をみることです。粘膜にフラビーガム(歯肉粘膜がコンニャク状になる)があるかどうか、粘膜を指で押さえて痛みがあるかどうか、昔の入れ歯の大きさ、噛み方、骨の形態などもよく観察します。フラビーガムや痛みのある部分は、噛んでも痛くないようにします。

  • 良い入れ歯を作る為に・・・型取り(印象)作業

総入れ歯の良い、悪いを決める為に最も重要な作業が下記の2点のチェックです。

1.維持力のチェック

維持力とは、入れ歯が外れにくいかどうかです。維持力は総入れ歯の貼付ける面とあなたの口の粘膜の間に存在する唾液の表面張力によるものです。

表面張力を最大にする為には

  • 粘膜と総入れ歯の床面の隙間を最小にすること。
  • 総入れ歯の床面を最大にすることが大切です。

総入れ歯が落ちるのは口を開けた時なので、開口時の粘膜をそのままの状態で変形することなく型採り(印象)ができれば良いのです。そのためには、フローの良い型採り材(印象材)を使います。型採り材(印象材)を外す時にトレーに力をかけて変形させないようにするという注意を払います。

2.支持力のチェック

支持力とは、噛む時に粘膜にかかる圧力のことです。

基本的に、支持力は総義歯の床面全体で受けることが好ましい。

フローの良い型採り材(印象材)で作られた模型でそのまま総入れ歯を作製すると、粘膜の状態によっては、噛む時の圧力を受ける強さが部位によって異なってしまいます。

全ての面に均等に圧力をかける為に、超無圧印象で得られた模型上で数ミリの厚みの透明なトレー(クリアトレー)を作り強く押し付け、貧血帯を診ます。
貧血帯が半分以上を占める場合は問題ありませんが、半分以下の場合はその部分を削り、削った部分にワックスを入れ、再び粘膜に押し付けます。

この操作を繰り返すことにより、噛む力を床面全体で均等に受けることのできる総義歯を作ることができます。

良い総入れ歯を作る為に・・・噛み合わせ

総入れ歯において、型採り(印象)作業と双璧をなすのが、噛み合わせです。総義歯は上下の人工歯が均等に接触していることが大切です。患者さんのほとんどが、総入れ歯になるまでは部分入れ歯を入れていて、その期間残っている歯を中心に噛む傾向があり、総入れ歯になってもその習慣がとれない場合が多いのです。

  1. 咬合平面を平行にする
    咬合平面版を用いて患者さんの咬合平面を決めます。
    スライディングディバイザーを用いて咬合平面を確認します。咬合平面が保たれていないと顎はズレていきます。
  2. 人工歯が上下左右に均等に当たるように配列し、口腔内で仮義歯の確認をする。
  3. 変形の少ない流し込み重合器にて総入れ歯を完成させる。

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